仕事と付き合い

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51195457.html
最近何度かまとめブログで見かける新入社員・若手に対する不満。
この手の意見に対して大抵若いであろう人間からの反論が出てくるわけで、
その中でよく出てくるうちの一つが「会社の飲み会」。


自分も若いうちは会社の飲み会嫌いでした。つまんなかったからね。
最初の会社の飲み会は飲んで腹割って話す以前に変な体育会系意識が
蔓延してました。文科系のくせに。社員が年長でも38歳という若い職場事情も
あってか、人間関係能力のノウハウが貧困だったように思われます。


代って次の職場、こちらでの飲み会は大好きでした。
元々横の繋がりが強い&先輩職員との距離が短いこともあり安心できました。
また出席年齢層が広く、色々な話や考え方が聞けたり実になる事が多かったように
思います。


詰まる所、会社での飲み会は親睦・慰労の他に、コミュニケーション能力と
コネクションの強化等、ビジネスツールとしての効果が大きいという事です。
上手く活用すれば自らの付加価値として身に着くのです。
「付き合いたくもない付き合い」として毛嫌いするのは損失です。
嫌な上司も酒癖の悪い先輩も気の許せない客先なんかもいることでしょう。
しかしそういった人間のあしらい方や傾向を学ぶ反面教師としたり、
逆に状況を楽しんでしまえる胆力になったりする場合もあります。
勿論死んでも飲み会出ろ!飲めなくても飲め!という事じゃありませんが。



あえて言いたいのは、「ビジネスは人がいなければ成り立たない」という事を
忘れるなということです。
人一人で出来る事は限られています。そのためにチームを組んで仕事をする。
そしてその成果を客先に売り込む。評価を受けて自分の立場をステージアップ
させていく。それに欠かせないのが人間関係能力です。
その人間関係能力が蔑ろになってはいないでしょうか。
私だけかも知れませんが、若年層の一部にはどうも「まず人間ありき」という
ことを忘れているか又は解っていない風潮が蔓延しているように感じます。
(あくまで一部ね。)



ここまで書いたところで自分の20代前半はどうだったか、と言われるとちょっと
自信はないですが。
ただ月並みですがやっぱり人生ずっと勉強だと思います。
そういう意味で年代やコミュニティに問わず見聞を広げる事は大きな利点であり、
若いうちから物事を決め付けて干渉したくないというのは私はとても勿体ない事だと
感じます。
私は常にアンテナ広く張って柔軟な考え方持って生きていたいです。



どうせ人生の大半は仕事なんですから。どうせやるなら楽しくしていきたいじゃないですか。